私のアメリカ永住物語 その1
公開日:
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最終更新日:2020/10/26
アメリカ生活 グリーンカード保持者と結婚、所得までのみちのり、簡単
思えば いつかアメリカに住みたいという漠然とした夢を
19歳の頃から持ち続けていましたが、
それから10年後、全く予想しなかった出会いで今の夫と
あっという間に結婚が決まり、
アメリカにくることになりました。
まさかこんな形で長年の夢がかなうとは思ってもいなかったので
本人が一番びっくりで、夢って例え、どんなに時間はかかっても
思っていればかなうものなのだと改めて実感したのも
この出来事を通してでした。
早いものでアメリカに住み始めて28年に経ちますが、
今日は海外永住を考えている人にわずかでも お役に立てればと思い、
私のグリーンカード所得までの長い道のりを
書いてみようと思います。
グリーンカード取得までの道のり。
私の場合は結婚する時に主人がアメリカのグリーンカード保持者(永住権)だったため、
たいていは夫婦一緒に永住権の申請が多いかと思いますが、一寸 特殊なパターンかもしれません。
もちろん、やろうと思えば、自分たちで必要書類をそろえ、申請することも出来ますが、
あの頃はまだ、インターネットも無い時代で自分達で調べて自力で申請することが
難しく、弁護士さんに申請をお願いすることから始まりました。
本当は式をすでに受けていたのですが、弁護士さんから、
あえて籍は入れず、アメリカに来てから、旅行に来て、たまたま息が統合して
結婚することになったということにしましょうと言われました。
なぜなら、グリーンカード目当てで結婚する人もいるため、
先に日本で入籍するとグリーンカード目的と
疑われるとの理由でした。
それで滞在期間3か月(あの頃はビザなし3か月間まで滞在可でした。)
ぎりぎりまで待ち、それから、
マンハッタンのダウンタウンにあるNEW YORK のCITY HALL(市役所)へ行き、
結婚式をあげました。
そこでは 沢山のカップル達が結婚証明を得るために訪れていて 長い列をひたすら待って、
私たちも必要な書類を出しました。
ざっと見た感じ、本当に様々な国の人と思われる人達がほとんどでした。
最初の日は書類を出すだけで
翌日、知り合いをウィットネス(証人)として、連れていき、
神父さんの応答に答え、リングを交換し、
簡単な結婚式を挙げました。
それから マレッジライセンス(結婚証明)をもらって
同じく マンハッタンにある日本国総領事館に行き、晴れて入籍をしました。
後は弁護士さんにお願いして、時々 待ち具合状況を確認しつつも
只々、ひたすらに 待ち続けました。
その間に子供が一人、また一人と・・増え続け、
待つこと7年でようやく グリーンカードの
インタビューの日を迎えました。
さすがに夫と私では不安だったのでアメリカ人の弁護士さんに付き添いをお願いし、
子供達を友人に預け、久しぶりの夫婦水入らずでマンハッタンへ。
余談ですが、 いつも べったりとまとわりついている子供達が回りにいないので
妙にスカスカした感じがして、夫と二人だけが 何となく、
照れくさくて 気恥ずかしかったのを覚えています。
待ち合わせをして、3人で移民局を訪れたわけですが、その時はすでに子供が3人いたので
弁護士さんが言うには いくら何でも この申請がグリーンカード目的とはみられる事は
無いだろうとのことでした。 が、しかし、
ドキドキで自分の番を待っていました。
インタビューの日はあらかじめ 指定された日時に移民局の事務所に行くわけですが、
ホールには沢山の移民の人が待っていて、自分の番、名前を呼ばれるまで待ちます。
今は番号札があって、番号が電光掲示板に掲示されて窓口にいくようになっています。
自分の名前が呼ばれ、 別室へと案内されました。
質問は沢山あって、 一緒に生活していないとわからないような質問や他には
嫌味な質問もいくつかありました。
(あの時はなんて嫌味な人だろうと思いましたが、今思えば不正を防ぐために
疑うのが仕事だったのでしょうね。)
夫と私と席を外して別々に質問もされました。
何とか無事、インタビューが終わりましたが、1点 マイナーな引っかかることがあり、
その時点ではokは出ず、保留となりました。
ですが、その後 グリーンカードに必要な情報が送られ、
また、移民局を今度は一人で訪れ、私のパスポートに
サインをしてくれました。
ほどなくして 晴れてグリーンカードが届き、長い待ち時間は終わりました。
グリーンカードが来るまでは長い道のりでしたが、
あとは10年おきの更新をするだけ。
1度だけ グリーンカードを無くしてしまったことがあり、
まだ、更新してから 2年位しかたっていないかったのですが、
新たな更新料金$450.00の出費は
痛かったです。😢
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