どうしたら　嫌いなあの人を許せるの？

汝の敵を愛せよ。

イエスキリストが言った有名な聖句。

言葉はとても　シンプルですが、これをするのは難しいのです。　💦

 

陰口をたたいて　いつもこちらを見てこそこそ。

時にはわざと大きな声で聞こえるように　それとなく

悪口を皆の前で言う。

 

 

はらわたが煮えくり返る

歯ぎしりして　頭にくる

相手の不幸を願う

相手の失敗をざまーみろと心でせせら笑う。

こんな経験を皆　1度や2度は経験したこと　ありませんか？

 

と書いている　私自身も職場の人間関係で

本当に　何か月も何か月も悩みました。💦

 

本心は　一緒に　皆　助け合って　幸せに明るく　楽しく生きたいと思っていても

人を思いやって言った言葉を誤解され　人を傷付けてしまったり

相手を励まそうと思っていった言葉を何故か

悪く取られてしまったり、言い方が悪く

誤解を与える言い方だったのか？？？

 

そのたびに落ち込み　考え込んで　いつまでも

そのことにとらわれて何度も何度も繰り返し

同じことを反復して　こうすればよかった、　ああすればよかった、

思い返すことをくりかえしては　自分に対して嫌気をもってしまったり

いつも　正解を出せない自分にいらついたり

がっかりしたり

自分を責め続けていました。

 

 

 

 

 

 

 

自分は自分の一番のよき理解者であり　一番の師匠であったりします。

 

なぜなら　自分の良心は一番　自分に正しい道　やったほうがいいという

事を常に　伝え続けているからです。

 

ですが　その自分自身の声を聴かないように　耳栓をして

そんなことはない　できないと無理　と言って

自分自身でその答えを打ち消してしまうのです。

 

だって　そのほうが楽だから

本心　良心が　さし占める答えは　常に

今の自分にとって　とても　できそうにない

答えだから、　　そんなの現実的ではないと打ち消さないと

前にすすめないから・・・。

 

静かに自分の良心に耳を澄ませて　下さい。

嫌いなあの人を愛したほうがいい

いつも　いじめているあの人を許したらいい

自分の悪口を言いふらしているこの人に親切にしてあげたらいい

良心は　やりたくないことを自分に言っています。

 

苦しいし　つらいし　できるなら　そんなことはしたくない。

嫌いなあの人を愛したくないし

いつもいじめている　あの人を許したくないし、

自分の悪口を言いふらしているこの人に絶対に親切にしたくないし

でも、　それを許すいばらの道にいきなさいと本心は言ってくるから。

 

だから　できない理由を　一杯考えて、

”だって　あの人にはそんな価値が無いし　どんなにしたって

変わりっこないし　やるだけ無駄

自分をそこまで　犠牲にすることはない。”　と

自分の心を納得させ

やらないほうに　心を落ち着かせる。

 

だけど　本当の良心は小さな声で　続けて言い続けている

愛したほうがいいよ。　許したほうがいいよ。もっと　頑張ってみようよ。

 

ええぃ！　うるさい！うるさい！うるさい！！！

 

そんなのわかっている、　でも頭ではわかっているけど

出来ない　つらいし　心が張り裂けそうになる。

そもそも　なぜ　私だけが　我慢しないといけないの？

無理　無理　そんなの　絶対に無理

どんなに逃げ口実を考えても　本心がわかっている　

それは逃げでしかない事を　ただ努力をしたくない

面倒なことがいやだから　そこまで頑張る理由が無い。

 

本当に堂々巡りは疲れてしまいますね。

 

でも、　そろそろ　色々な呪縛から　自分を解放してあげ　許してあげてもいいのでは

ないでしょうか。

 

そこで　どうしたら　乗り越えられるか？

成功者の　話を聞いてみましょう。

 

どうやって乗り越えたか

どうやって　愛せない　許せない人を乗り越えることができたか、

 

 

【弱い者ほど相手を許すことができない。 許すということは、強さの証だ】

マハトマ・ガンジー

 

さすが　ガンジー先生。

この言葉は　心にずっしりきます。

そして　続きます。

 

我々の信念は、常に燃え続ける灯火でなければならない。 それは我々に光明を与えるだけでなく、周囲をも照らすのだ。 非暴力は暴力よりも無限に優れているし、許すことは処罰するより遥かに男らしい。 非暴力は私の信念の第一章であり、また私の信条の最終章でもある。

 

そうなんです。

人を許せないのは　自分が弱いからなんです。

職場で　どんなに　悪口を言われても　どんなに仲間外れにされても

ガンジー先生のように　命をかけるほどの迫害を受けているわけではないのです。

当人にとってみると　大きなことでも

周りから見たら　世界のあちらこちらで起こっている紛争から　みたら

微々たるものなのです。

悩んでいるときは　小さな世界、目の前の景色しか　見えていないだけなのです。

自分の命をかけ　信念をもって　生涯強く生きた　ガンジー先生のように

少しだけ　自分を強くしたら　今まで　許せなかった　人も許せる

第一歩が　きっと　踏み出せるはずです。

 

そして決して　忘れてはいけない事が

嫌っている相手もあなたと同じように　何か別なことで悩んでいるという事です。

あなたが空に浮いて下を見つめていたとしましょう。

そこには悩んでいるその人が映って見えます。

そうしたら　逆にその人がいとおしく見え、

すべてが小さく、大きな事から見るとどうでもいい事だと思えたら、

あなたはすでにすべてを乗り越えているはずです。